こさいたろうの日々雑感…

港区をフィールドに活動する「こさいたろう」が、日々感じることを感じるままに記録します。

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2007/09/28

憲政の常道

定例議会開会中です。
現在は、決算審議を行っています。

この議会では主に、まちづくり(高さ制限導入)、豊かな財政下における区政運営の方法(区民負担の低減も選択肢)、補助金の不適正支出と委託等事業者との契約の透明性確保、などについて取り上げています。ひとつのテーマを深く掘り下げているので、数多くのテーマを取り上げられないのが悩みです。ちなみに、決算審議の一人当たり質問時間は60分。会派としての総括質問が25分となっています。ちょっと足りないというのが本音ですが、会期を伸ばすことに慎重な勢力が多く、難しい情勢です。
さて、この度は以下のコラムを書いてみましたので掲載します。皆様からご意見をいただければ幸いです。


憲政の常道

自民党の福田新政権が発足した。
安倍前首相が国会での所信表明後、その責任を放棄し政権を投げ出したことにより、首相交代となった。衆議院において自民党が過半数を有しているため、マスコミも含め多くの国民が疑いなく、自民党内の総裁の交代イコール首相交代と認識し、淡々と事は進んだ。しかし、それは本当に正当なのだろうか。
直近の国政選挙、先の参院選では、明らかに安倍政権を信任しないという結論を国民は示した。民主主義制度を採用している以上、選挙で示された国民の意志が何よりも最優先されるべきであり、安倍首相(当時)の続投の決断に正当性はない。しかも、その後に内閣を改造し、諸外国で国際協力の意思を改めて表明し、国会において自らの所信を明らかにして、今後とも自らの政策を推し進めていく強い姿勢を示した。その上での唐突な退陣表明である。国政を司る内閣総理大臣としてきわめて無責任であり、まさに前代未聞の行動だった。その安倍氏をこぞって首班指名し支え続けたのは紛れもなく与党自民党・公明党だ。前述の通り、参院選後二度にわたって、一国のトップリーダーとしての資質を本質的に問われる事態が起きたのであるから、その人物を指名し支え続けた自民党の責任はきわめて重大である、と厳しく指摘せざるを得ない。
内閣総理大臣が政権運営に行き詰まり政権を維持できなくなった際、直ちに野党第一党に政権を引き渡す。これが「憲政の常道」である。この原則に従えば、野党は衆議院で少数のため、早期に解散総選挙となり、そこで示される民意に基づく安定した政権が誕生するであろうと推測される。
「憲政の常道」は、憲法或いは法律上の規定ではもちろんない。しかし、議会制民主主義とそれに基づくわが国の議院内閣制の健全な発展に欠かせない原理原則として、十分現代にも通用するものと私は考える。
「憲政の常道」を常に念頭において政治に携わっていた政治家が、過去日本にいた。
まず、戦前、実質的な総理大臣指名権(奏請権)を有していた元老・西園寺公望。戦争の足音とともに台頭した軍部の圧力により原則を貫けなくなったものの、昭和初期、二大政党間で、一方の政権が行き詰まると他方から首班を決める、まさに「憲政の常道」から外れぬよう努力を重ねた。
もう一人は、戦後長期政権で戦後日本の礎を築いた吉田茂。ワンマン宰相といわれたが、政権が行き詰まった時には、野党第一党への政権交代、或いは新憲法下で決断が可能になった解散総選挙で民意を問う、つまり「憲政の常道」を常に踏まえ政権を担っていた。
翻って、現在の安倍氏から福田氏への政権移行はどうか。
繰り返しになるが、直近の参院選で示された民意により、衆参で与野党逆転現象が生じ、内閣提出法案を簡単に成立させられない、まさに「政権が行き詰まっている」状態だ。本来ならば、「憲政の常道」に従い、野党第一党への政権交代、或いは解散総選挙が決断されるべきだが、衆議院で絶対安定多数を有する自民党にその意思は全く感じられない。国会開会後、所信表明までしながら政権を投げ出した総理大臣を輩出した与党としての責任感はほとんど感じられない。あたり前のごとく権力の座を明け渡さない姿勢をみると、暗澹たる思いだ。現状では、できるだけ早期に民意を問う場面が訪れることを願うばかりだ。
「憲政の常道」を体現する政治家を、国民自身が選び出すことができるか、今問われている。

2007/09/19

夏の、区議・小斉太郎の動き

この三連休は、地元のお祭り三昧でした。
土曜日は準備、日曜日は本番、月曜日が後片付け、毎年同じように過ごしています。今年も睦会の皆さんが頑張って、大勢の方が参加して下さいました。子ども神輿にもたくさんの子供が集まり、祭りを通して地域のつながりが深まっていくことを期待しています。また、今年も近隣の三町会による表参道交差点での連合渡御が行われ、華やかに盛大に実施できました。
まちを守り育てていく人たちがいなければ、まちは廃れます。まちの皆さんと一緒に、これからもさまざまな活動に取り組んでいきたいと思っています。
さて、火曜日からは議会での議案等審査が始まっています。先般行った一般質問の内容とあわせて、近日中にご報告するつもりです。
今回は、以前ご報告した「地方議員・小斉太郎の活動日誌」を掲載することでご報告に変えたいと思います。

6/15 区議会定例会・本会議 支援者御母堂葬儀 赤坂氷川山車の会設立総会
6/16 クリーニング組合総会
6/17 港区商連ボーリング大会
6/18 区議会定例会・総務委員会 区議会議員有志懇親会
6/19 区議会定例会・総務委員会 中学高校同期の会
6/20 区議会定例会・総務委員会 ボーリングの会
6/21 障害者団体の方と懇談 区議会定例会 支援者の皆さんとの会合
6/22 区議会定例会最終日 渋谷ライオンズクラブ50周年記念例会
6/23 港区商連ボーリング大会・地域での祝勝会(団体優勝しました)
6/25 専門学校授業講師 都庁関係者との懇談
6/26 陳情対応 ライオンズクラブ会合
6/27 ボーリングの会
6/28 青山地域の方との意見交換会
6/29 議会だより編集委員会 港稲門会有志の会

7/2 明るい社会づくり運動PR活動(青少年地区委員理事として)
7/4 総務常任委員会 ボーリングの会 支援者との打ち合わせ
7/5 議会改革検討会 六本木ライオンズクラブ役員会・例会
7/6 区議会視察(あきる野市・港区民の森)
7/9 南青山六・七町会役員会
7/10 稲門祭実行委員会(大学関係)
7/11 韓国ソウルの区議会議員の区議会訪問接待 ボーリングの会 支援者との打ち合わせ
7/12 環境教育活動関係者との懇親会
7/13 支援者工場竣工式
7/15-18 札幌訪問(家族で実母を訪ねる)
7/19 六本木ライオンズクラブ例会 専門学校講師 港稲門会有志の会
7/20 区議会図書委員会 ライオンズクラブ視力回復プログラムの講演会 土井さいたま市議との懇談
7/23 夕張市長講演会 虎ノ門再開発計画地域の方と懇談 新橋地域の方と懇親
7/25 ライオンズクラブ関係 ボーリングの会
7/26 妻体調不良につき病院に同伴(虎ノ門病院) 子どもを予約済みの病院へ連れて行く(愛育病院・おへそのこと) 赤坂浄土寺の盆踊りの会
7/27 テレビ朝日福祉文化事業団表敬訪問(ライオンズ関係)
7/28 青山表参道盆踊り準備
7/29 青山表参道盆踊り
7/30 総務委員会 青山表参道盆踊り
7/31 青山表参道盆踊り後片付け 鉢洗い

8/2 ライオンズクラブキャビネット会議 支援者との打ち合わせ
8/4 夕張メロンクラブ総会
8/6 ライオンズクラブ関係会議 議員団野球(対新宿区議会戦)
8/7 放課後児童育成事業関係者と懇談
8/8 都庁関係者から赤坂高校跡地活用についてヒアリング ライオンズクラブ会議
8/10 議員団野球(対中央区戦…勝利により優勝!)但し転倒により肋軟骨損傷
8/11 金王八幡宮祭礼・三町会合同会議
8/12 赤坂青山地域野球オールスター戦
8/17-18 旅行(老神温泉…息子ははじめてのロングドライブ)
8/20 地方議員交流会 ライオンズクラブ会議
8/21 青山地域の有志の皆さんと暑気払い
8/23 六本木ライオンズクラブ例会 ライオンズクラブ関係の会議
8/25 町内会子ども納涼会
8/26 六本木ヒルズ盆踊りで六本木ライオンズクラブによるチャリティーお弁当販売
8/27 ライオンズクラブ会議
8/29 ライオンズクラブ事務局担当日 議員野球懇親会

9/1-9/2 都市政策研究会視察合宿 長野県浅川ダム予定地視察 井出正一先生山荘で懇親会 翌日、佐久市内各所視察
9/3 幹事長会 運営委員会 専門学校講義
9/4 行財政等対策特別委員会 港稲門会役員会
9/5 総務委員会 私道訴訟に関する会合 ボーリングの会
9/6 定例会議案説明会 建設委員会勉強会(東京都の古川治水対策)
9/7 議会だより編集委員会 総務委員会
9/9 祭礼神酒所設営
9/11 ライオンズクラブ会議
9/12 区議会定例会招集日・本会議一般質問
9/13 区議会定例会・本会議一般質問(小斉登壇)
9/14 区議会定例会 港稲門会有志の会
9/15 祭礼準備 赤坂氷川山車観覧(氷川神社)
9/16 金王八幡宮祭礼・神輿渡御
9/17 祭礼後片付け
9/18 区議会定例会・総務委員会議案等審査
9/19 区議会定例会・総務委員会議案等審査

2007/09/13

参院選における国民の判断と衆参逆転国会への期待

大変ご無沙汰しています。小斉太郎です。

本来皆様に活動報告すべきところ、それを怠っており大変申し訳なく、お詫び申し上げます。本日から、復帰後二回目の定例会が始まります。引き続き、区役所の仕事を精査する役割を任じ取り組んで参ります。なお、会派結成から初めての議会を迎えるまでの報告は、http://www.kosaioffice.com/に掲載中です。

さて、先月参院選直後に下記のような拙文をまとめていました。当初公表するか迷い、臨時国会開会後にブログにアップするつもりでした。
その矢先の、突然の「辞意表明」。驚きを禁じ得ませんでした。新内閣を組織し、国会が召集され、国民に向かって所信の表明を行ったわずか二日後の表明。政治が国民の信託のうえに成り立っているという基本中の基本を、やはりほとんどご理解されていなかったのだと思わざるを得ません。
皆様は、いかがお考えでしょうか?

ここで改めて、小斉の考える「参院選における国民の判断と衆参逆転国会への期待」を掲載します。ご一読賜れば幸いです。


参院選における国民の判断と衆参逆転国会への期待

安倍氏が自民党総裁に選出され、内閣総理大臣に指名された際、私は「まず、衆議院の解散総選挙で国民に信を問え」と主張した。なぜなら、現在の衆議院を構成する議員は小泉前首相の「郵政選挙」において選ばれたメンバーであり、郵政民営化を掲げる小泉氏を信任する国民の意思を体現しているに他ならないからだ。
しかし、安倍氏は、「郵政選挙」で得た数を背景に自らの思いや政策を強引に推し進めはじめた。憲法改正、教育改革、公務員制度改革等、目次としては喫緊の課題がないわけではないが、十分な議論や検証の乏しいままに自らの正しさを押し通し続けた。その流れなのかで行われたのが先般の参議院議員選挙である。
年金問題や閣僚の発言、政治とカネの問題等々、新しい時代を開く対応が求められつつも安倍政権が全く対応できなかったことも自民党敗北のボディーブローとはなった。それに加えて、私はそもそも、安倍氏が自らの路線を解散総選挙によって国民に問う姿勢が全くなかったことが今回の選挙結果に現れたものとみる。
参院選が惨敗の結果に終わってもなお、「私の基本的姿勢は理解されている」と続投を表明した安倍氏の姿勢を見ると、主権者たる国民による選挙とその結果を受けて政治を司るという「民主主義政治の基本原則」すら安倍氏は理解していないのかと愕然とする。「私の内閣」、安倍氏は公言してはばからないが、政権は安倍氏の私物ではない。選挙結果という国民の意思をも受け止められない人物には、もはや首相の資格はないと断じたい。そして、安倍氏続投を許し、党内で党首交代の議論すら起こらない自民党からは、永年責任政党として政権を担ってきた重みが、今回は全く感じられない。自民党の終焉を思わせる様相を呈していると感じるのは私だけだろうか。
一方で、参議院での与党過半数割れを現実のものとし、比較第一党となった民主党の責任は極めて重大だ。
民主党は、いたずらに解散を求めたり揚げ足を取ったりする行動は厳に慎むべきだ。民主党としての理念と政策をしっかりと示し、それを法案として具現化し、国会の場で堂々と論戦を挑むべきだ。また、国政調査権を駆使して、これまで明らかにできなかった霞が関の暗部を、徹底して国民の前に明らかにすべきである。衆参逆転国会は混乱を招くと与党サイドは喧伝するが、政治の変化の必要性を正攻法で国民に伝えることで、民主党の評価は劇的に変化するに違いない。逆に、支持組織への配慮や、政権交代を視野に霞ヶ関への妥協の行動を少しでも見せれば、たちまち国民の支持を失うことを忘れてはならない。
秋からの臨時国会における民主党の取り組みに大いに注目し、かつ期待もしている。民主党の取り組み如何によって、将来、自民・民主という政党の枠組みを超えた本格的な政界大変動を促す可能性は十分にある。選挙事情に捉われない、理念や政策に基づく政界再編を期待しているのは私だけではないはずだ。

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  • Author:こさいたろう
  • 25歳から港区議三期、区長選挙に挑み落選。「その日暮らし」ともいえる素浪人三年を経て、区議会に再復帰した小斉太郎の雑感を記録します。

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