こさいたろうの日々雑感…
港区をフィールドに活動する「こさいたろう」が、日々感じることを感じるままに記録します。
お父さんの子育て参加
お父さんの子育て参加
先日、懇意にしている群馬県太田市の清水聖義市長を訪ねた。近隣町村との合併をはさみ四期目となるが、その行動力、発想力はいまだ健在だ。
太田市では、第三子以降の子どもにかかる費用、出産費から医療費、修学旅行費まで、すべて公費で負担するという計画を熱っぽく語ってくれた。「子どもは社会の子」の理念の下、次世代を担う子どもを少しでも増やすべき、との思いからの政策だそうだ。実は、私は、過度の経済支援で少子化に歯止めがかかるのか、また歯止めをかける必要があるのか、根本的なところで意見を異にするところはある。でも、地方独自に社会の問題に立ち向かう姿勢には敬意を表している。実現させ、日本全体への問題提起となることを期待している。
さて、この話の流れで私は、昨年目にとまった小さな新聞記事を思い出した。清水市長の取り組みに関する記事だ。役所の男性職員に子どもが生まれた場合、1歳になるまでに10日間ほどの有給休暇を与えて子育てに積極的に参加してもらおうという目論みが記事になっていた。その後どうなったのかを市長に尋ねてみると、その答えは意外だった。
一部の市民から反対意見が寄せられたのだという。「もともと役所の職員は恵まれているのにさらに優遇するなんておかしい」という内容だった。市長もその意見には考えるところがあり、制度導入を断念したそうだ。ただ、少し心残りらしく、「市民全体の施策にしたいのだが太田市の財政ではなぁ…」。
ここで私はピンと来た。「港区ならできるかも!」。
私は浪人中に子どもを授かった。
浪人中なので事務所は自宅、自宅が事務所。50平米に満たないウサギ小屋ならぬネズミ小屋同然の我が家で、仕事場と大人の生活の両立でも目一杯。そこに新家族が一人加わり、子どもの泣き声から夫婦喧嘩の大声、原稿を書きつつオムツ替え、てんやわんやは今でも続いている。でも、それによって子どもと過ごす貴重な時間が大いに与えられることになり、何にも変えがたい貴重な経験・体験となり、充実感を感じている。
多くのお父さんは仕事に追われ、朝早く家を出て夜遅くに帰っているのだと思う。実際、私の知人である優秀なホテルマンは、子どもが小さいうちは何でも「ママ、ママー」で淋しい思いをしたそうだ。私は実感として、それでは本当に豊かな生活とはいえないと思うようになった。
「子どもがその瞬間の子どもであることは絶対にない、その瞬間は二度と戻らない」、これは後輩であり親としては先輩の女性にもらった言葉だ。たとえ一年に10日間でも、お父さんが子どもを育てるためだけに使う時間があったほうがよい。これは大人の喜びのためであると同時に、愛情を注がれるべき子どものため、その子どもが育って担う社会のためにもなると私は思う。
お父さんの子育てに社会が〈港区政が〉協力してもいいのではないか。休暇取得時の所得保障、企業への呼びかけ、お父さんからのレポート提出、成果の公表。港区政の場で、「お父さんの子育て参加プラン」をぜひ提案したい。
こさい太郎プロフィール
http://www.kosaioffice.com/keitai-prof.htm
こさい太郎サイト
http://www.kosaioffice.com/
先日、懇意にしている群馬県太田市の清水聖義市長を訪ねた。近隣町村との合併をはさみ四期目となるが、その行動力、発想力はいまだ健在だ。
太田市では、第三子以降の子どもにかかる費用、出産費から医療費、修学旅行費まで、すべて公費で負担するという計画を熱っぽく語ってくれた。「子どもは社会の子」の理念の下、次世代を担う子どもを少しでも増やすべき、との思いからの政策だそうだ。実は、私は、過度の経済支援で少子化に歯止めがかかるのか、また歯止めをかける必要があるのか、根本的なところで意見を異にするところはある。でも、地方独自に社会の問題に立ち向かう姿勢には敬意を表している。実現させ、日本全体への問題提起となることを期待している。
さて、この話の流れで私は、昨年目にとまった小さな新聞記事を思い出した。清水市長の取り組みに関する記事だ。役所の男性職員に子どもが生まれた場合、1歳になるまでに10日間ほどの有給休暇を与えて子育てに積極的に参加してもらおうという目論みが記事になっていた。その後どうなったのかを市長に尋ねてみると、その答えは意外だった。
一部の市民から反対意見が寄せられたのだという。「もともと役所の職員は恵まれているのにさらに優遇するなんておかしい」という内容だった。市長もその意見には考えるところがあり、制度導入を断念したそうだ。ただ、少し心残りらしく、「市民全体の施策にしたいのだが太田市の財政ではなぁ…」。
ここで私はピンと来た。「港区ならできるかも!」。
私は浪人中に子どもを授かった。
浪人中なので事務所は自宅、自宅が事務所。50平米に満たないウサギ小屋ならぬネズミ小屋同然の我が家で、仕事場と大人の生活の両立でも目一杯。そこに新家族が一人加わり、子どもの泣き声から夫婦喧嘩の大声、原稿を書きつつオムツ替え、てんやわんやは今でも続いている。でも、それによって子どもと過ごす貴重な時間が大いに与えられることになり、何にも変えがたい貴重な経験・体験となり、充実感を感じている。
多くのお父さんは仕事に追われ、朝早く家を出て夜遅くに帰っているのだと思う。実際、私の知人である優秀なホテルマンは、子どもが小さいうちは何でも「ママ、ママー」で淋しい思いをしたそうだ。私は実感として、それでは本当に豊かな生活とはいえないと思うようになった。
「子どもがその瞬間の子どもであることは絶対にない、その瞬間は二度と戻らない」、これは後輩であり親としては先輩の女性にもらった言葉だ。たとえ一年に10日間でも、お父さんが子どもを育てるためだけに使う時間があったほうがよい。これは大人の喜びのためであると同時に、愛情を注がれるべき子どものため、その子どもが育って担う社会のためにもなると私は思う。
お父さんの子育てに社会が〈港区政が〉協力してもいいのではないか。休暇取得時の所得保障、企業への呼びかけ、お父さんからのレポート提出、成果の公表。港区政の場で、「お父さんの子育て参加プラン」をぜひ提案したい。
こさい太郎プロフィール
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